「 進 歩 」
2024年を振り返ると、元旦に発生した能登半島地震や翌日の羽田空港での事故など、悪いニュースから始まった一年でした。経済面においても、原材料の高騰や物価高、円安が続くなど、会社を取り巻く外部環境は依然として厳しい状況が続いています。 こうした中、昨年も各個人の努力により、当社の売上・収益は共に微増することができました。この成果の要因としては、前年同様に2つ挙げられます。1つは、各事業所による改善活動の成果が着実に表れてきたことです。もう1つは、顧客との単価交渉において成果を上げることができたことです。
2025年に向けても、昨年以上の成果を導き出すために、改善活動や単価交渉などは継続して取り組んでいかなければなりません。 そこで、企業活動をさらに促進し成果を上げていくために、2025年度のスローガンを「進歩」とします。「進歩」とは、物事が次第により良い方向や望ましい方向へ進んでいくことを意味します。現状、先の見えにくい時代の中で企業活動を継続し、成果を出し続けていくためには、この「進歩」という言葉は非常に重要であると考えました。
立場に関係なく、一人ひとりが自分の仕事に対して真摯に取り組むことで、必ず結果は現れてくるものです。結果をしっかりと検証し、改善活動につなげていくことで成果を出し、各個人においても会社においても「進歩」することができると信じています。 各事業所においては、2025年も引き続き、安全・品質・納期・生産性といった、常日頃から守るべき事項が多くありますが、これまで以上にレベルアップできるよう、改善活動などを通じて「進歩」していきましょう。
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